23日におこなう一般質問(1)
1.地域防災を担う消防団について。
消防団は、自らの地域は自らで守るという郷土愛護の精神に基づき参加し、消防、防災活動を行っており、地域の安全確保のために果たす役割は非常に大きいものです。しかしながら、全国的に消防団員数は年々減少しており、本市も例外ではなく定数の1710人の約8割にまで減少しています。近年、少子化の影響で若い世代を中心に適齢期の年代人口が減少していることもあり、いたし方のないところではありますが、地震等の大規模災害時を想定した場合、地域の即応体制上、消防団の活動は極めて重要であり、消防団の減少に歯止めをかけなければなりません。消防団員数の減少だけでなく消防団員に占める被雇用者団員、すなわちサラリーマン団員の割合や平均年齢の上昇など様々な課題があります。
そこで質問ですが、団員確保に向けて抜本的な対策を講じる必要があると痛感しますが、市としての考えを伺います。
次に、消防団員である本市職員の災害時の役割についてですが、
本市では消防団に入団して活動している職員が多くいることは承知していますが、本市が大規模災害時に開設する避難所等の担当職員に、消防団員である職員を選任していると伺いました。
市職員であっても消防団員として、地域の防災活動に従事していただきたいと思うところでありますが、消防団員の職員を避難所担当職員にする理由を伺います。