シャッター通りに思う事
国道16号から相模総合補給廠に向かう通り沿いには、昭和27年頃から相模原の中心商業地として発展してきた「西門商店街」がある。
久しぶりに歩いてみたが、シャッターを閉めっぱなしの店舗(廃業等)が多い事をあらためて実感した。
原因として、2000年に大規模小売店舗法の改正も要因の一つであるのか?
ショッピングセンターや総合スーパーの進出で、従来のスーパーマーケットとしての枠を超えた百貨店や専門店街など、それまで商店街や都市中心部で提供してきた機能をすべて取り揃え、大型無料駐車場を用意した大規模ショッピングセンターの影響は計り知れない。
十分な駐車場を持たず、商品の目新しさや価格競争力に劣っていた既存の商店街から客が流出し、一気に衰退するようになったのである。
行政側も路上駐車スペースの無料開放等、何とか再活性させられないか!と施策展開を図っているが、なかなか結果が伴わない・・・まことに残念である。
この西門商店街のみならず、市内・県内はもとより各地方自治体でもこのような例が多いのが実情だ。
知恵を絞り、元気が出てくる方策を見出さなければ!と考える。