全国に先がけて・・・

相模原市中央区の一部市道で昨日より、自転車の一方通行規制が始まった。
自転車・歩行者間の事故を防ぐねらいで、県警による交差道路を含む市街地歩道上は全国初だ。相模原署員ら10人が見守り初日を迎えたが、規制区間を逆走しそうになる人や、迂回(うかい)するための車道横断が相次ぐなど混乱が見られたとの事。
午前8時前の相模原消防署前交差点では、自転車で走ってきた男性を署員が制止。
真新しい「進入禁止」の標識を指さし、反対側を走るよう促した。
男性は「いい取り組みと分かるけど、不便を感じる。今日から始まるとも知らなかった」と、困惑の表情を浮かべたそうだ。
1月の社会実験の結果に加え、市民アンケートで「事故防止に有効」との回答が8割以上を占めたことなどから本格実施に踏み切ったものであり、違反した場合は道交法に基づき警告。繰り返し従わないなどの悪質な場合、3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金となる。

相模原署によると、18日(金)まで現場に署員を配置し、周知や指導に当たるという。

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