今日一日
現在、国を筆頭に各地方自治体において、資源の効率的な利用や、リサイクルの推進による資源への負担が少ない「循環型社会」(ゴミになるものは減らし、再使用・再資源化に取り組む社会)への転換が進められています。
新南清掃工場は、ゴミを高温で燃焼する「流動床式ガス化溶融炉」(国内最大級)方式になりました。これは、どういう事かというと、ゴミに含まれる鉄・アルミ等を良好な状態で回収する事ができ、さらに焼却灰ではなく道路用資材等として活用できる「スラグ」を生成することで、最終処分場の延命化と資源の再利用を可能にしました。
また、発電能力は、旧工場の6倍以上の最大10,000kwで、工場稼働の必要電力をまかなうとともに、余剰電力(余った電力)を電力会社へ売電します。さらに、発生する熱を隣接する温水プールや、温室に送っています。
am10:00 南清掃工場竣工式に出席。
新清掃工場と、加山市長の挨拶風景
ゴミ投入ピット前で・・・ガラス張りで、見学コースになっています。右側は、投入されたゴミを大型クレーンで、「かくはん」(ばらばらにして塊をなくし、燃えやすくするため)しているところです。